つくらないとわからない

今日は電子基板を設計しました。シンプルな仕組みのもので、過去の経験から、わざわざ試作をつくらなくても大丈夫だよなぁ、と思っていたのですが、やっぱり試作してよかったです。

小さなCNCですが、繊細な加工ができる優れものです。

ラズベリーパイに載せる基板をつくっていたのですが、失敗すること2回。部品がラズベリーパイと干渉したり、設計中に裏返し忘れた部品があったり・・。うっかり試作を飛ばして基板発注するところでした。試作してよかったです。

本当は両面基板にしたいのですが、試作で両面基板をつくるのが難しくて(スルーホールにするのがコストがかかる)、こういうソケットに差し込むタイプのものは、ソケットのはんだづけがしやすいよう、あえて部品を裏面につけています。

PICマイコンを使っているので、この試作でプログラムして動作確認できたなら、両面用の配線をして中国に発注します。「え〜再設計するの?」と思うかもしれませんが、Eagleという設計ソフトで自動配線ができるので、めちゃくちゃ楽なのです。

ちなみにこの回路は、ラズベリーパイと通信してLEDを光らせるための回路です。もうすぐ展示する「ステラノーヴァ」という作品で使う予定です。がんばるぞ!