接着と塗装の実験(2)

前回は小さなハトで塗装実験したら、お湯に4時間漬け込む工程の中で、木が浮いてくるためにバケツの中を移動して、サビた部分と触れて黒く変色してしまう失敗がありました。今回は改善のためにお湯に沈める工夫をして、いよいよヒノキのハトを塗装してみました。ところが・・

お湯に沈める工夫

ステンレスのザルを買ってきました。それを端材に結束バンドで固定して、ザルにオモリを載せてもくるくる回らないようにしてみました。ザルの下に小さく見えるのは、ヒノキのハトのクチバシです。しっかり沈んでいます。これで4時間、あとは待つだけ・・。

ザルの金属があたるところが心配になって(ギュッと押し跡がついたりしないか)、30分ほど経過して一度あげてみました。

トラブル発生

するとなんと、接着が剥がれてる・・・・。この接着には、液体ガラス塗料を接着剤代わりに使っています。小さなハトで実験したときは大丈夫だったのですが、木の変形が大きいのか負けてしまっていますね。あんなにきれいに仕上げていたのに、、悲しい・・。

なんとか復活できないか考え、お湯につける時間を短くしようと思いました。幸いヒノキから気泡がほとんど出て来なくなったので、2時間でお湯から上げて、液体ガラスの水へ2時間つけることにしました。冷たい水につけると、変形が少しおさまって戻ってきたので、クランプではさみ、液体ガラスに漬け込むことにしました。

2時間経過して液体ガラスからあげました。乾燥させるときにもクランプしてみています。

今日はここまで。少しだけ背中に隙間が空いてしまったのですが、乾燥後にまた考えようと思います。