いろんな木を、液体ガラスで塗装して、屋外でテストしています。一番左のは、液体ガラスの研修で塗装したヒノキで、2020年の8月から置いています。そのほかは、マホガニーやウォールナット、モンキーポッドやケヤキなど広葉樹で、2021年の5月から。鳥の彫刻は塗装したものを乾燥させるため、一時的に出しています。
写真左下の朽ちた木は、2019年に渋谷で展示した木です。石を接着してあります。
https://mathrax.com/contents/page9268
このときも「耐光性あり・屋外使用OK」というガラス系の塗料を、ネットで入手してつかったのですが、展示中に台風がきて、そのあとに木の断面からキノコが生えてきたりしました。。集成材で塗料が染み込みにくく、完全な防水にはならなかったことと、水を弾く防水ではなくて、表面は少し染み込むけど、中までは染み込まない意味の防水だったようです。つまり塗装後も表面に微妙な凹凸があるわけで、そこに有機物や菌が入るとカビちゃうよなぁと思います。
現在は、いろいろ塗料を試した結果、ニッコーさんの液体ガラスをつかっています。代理店契約しないと入手できないので、ホームセンターなどでは売られていませんが、本当にすごいものです。でも、針葉樹用としてつくられたもので、広葉樹にはあまり向かないそうで、実際に塗ってテストしています。