木のあわせめ

ハトの木彫を屋外においてテスト(10日目)

今週はハトを試作しているところです。どうしても木の歪みがでてきてしまうので、木目の方向や塗装テストなどをしているところです。

背中に隙間?
やっぱり隙間が

一見して問題ないように見えますが、背中の貼り合わせ面に隙間ができてきて、中から覗くとやはり隙間になっていました。背中のラインは接着剤の痕跡で元からあったものですが、ここもなくせないかと思って接着剤もテスト中です。

木を液体ガラス塗装するために、いったん80度のお湯に4時間ほどつける工程があります。木工ボンドでは剥がれてしまうので、耐寒・耐熱(−29~82℃)の接着剤「ゴリラグルー クリア」で接着しました。でも木の歪みに耐えられなかったみたいです。

次は、液体ガラスの塗料のうち、2層目に塗るものが接着剤代わりになると聞いたので、実験してみます。

木目の方向と歪みの理由を考えつつ、改良できるかな?

歪みは完全には取り除けないのではないかと思ってます。なので、もし少し歪んでも背中の合わせ面に隙間ができないようにする方法を考えているところです。おそらく木目の方向が原因でしょう。

今までは「正面からみて木目がおもしろい感じにしよう」と判断していました。しかも、背中はセンサが反応しやいようできるだけ薄くしていて、「ダボ」は入れておらず、接着のみでした。ここも「ダボ必須」という前提で、背中を少し厚くし、プログラムによってセンサの感度を調整する方向で試作中です。

もしダボがあれば、木目の方向はあまり関係なくなるかもしれず、これも検討事項です。